2色以上の色彩で大理石模様を持つキャンドルです。
制作方法は様々ですが、ひとつの方法として、ホイッピング中のワックスを数色用意し、柔らかいうちに型へ入れ、型の中で混ぜ合わせる方法です。この方法は、透明な型を使用し、外側から色の混ざり具合や隙間を確認しながら、麺棒で手早く押し込むことがポイントです。詰める色数が増すほど迅速な作業になります。
また違う方法として、様々なサイズや色のワックスをあらかじめ作っておいて、それらを完成サイズよりも大きめに合体しておき、後からカッターやIH熱源で面を平らにしながら、造形する方法です。この方法では、不規則性を帯びた彫刻が楽しめ、立体造形の魅力が追求できます。
液体時にただ流し入れて固めるモールドキャンドルと違い、色が濁らず各色の流れが明確に現れるのも魅力です。