キャンドルに欠かせないものが火の存在です。
火は紙や木はもちろん、鉄やアルミニウム、そしてダイヤモンドでさえ燃やす事が可能です。
逆に燃やせない物とはなんでしょう。答えはすでに燃やしてしまった灰です。
こんな風に、ここでは知っていそうで、意外と知らない火について科学的にご説明します。
プロパンガス、ライターに使われているブタン、そしてキャンドルの蝋(高級エステル)等、火は燃やす素材に関係なく、温度はあまり変化しません。
どれも(理想的に燃やしたとして)2200〜2300℃と、範囲の狭い高い温度になります。
しかしキャンドルの炎の場合は、熱が周りに奪われたり放出(ふく射熱)するため、写真(上)のように温度が下がり、また温度の差も大きくなります。
キャンドルにおける燃焼のサイクルを、イラストで説明します。